新型インフルエンザの猛威もちょっとおさまり、マスクの在庫もドラッグストアに戻ってきた感じですが、先日、なかなか興味深い話をある人事担当者から聞きました。
その会社では、インフルエンザ発生!の知らせを受けて全従業員の体温や体調のチェックを毎日行うことにしたのです。毎朝、職場のリーダーが一人一人の体調を簡単にヒアリングします。発熱はないか、良く眠れたか、など。すると・・・インフルエンザを疑わせるような報告は、ひとつも無かったのですが思わぬ副産物が!
それは、メンタル不調者およびその予備軍のような方たちが何名か見つかったというのです。そこでその企業では、不調者を即刻産業医に面談させ、心も体も症状が重くなるのを未然に防ぐことができた、というのです。この話には、非常に学ぶべき点が多いですね。
1.心の不調は体に出る人がほとんどである、ということを裏付けています。
2.早期発見で助かる人がほとんどである、ということを実証しています。
皆さん、まずは職場の同僚、部下の顔色、食事、睡眠などに注意してあげてくださいね。出来ればルール化してしまうといいですよ。これなら素人でも、早期発見が可能となります。