パワハラ教育は、どの部署が担当する?

皆さまの会社では、パワハラ教育は
どこの部署の責任で行っているでしょうか。

私の知る限り、人事、CSR部門、コンプライアンス部門などが
担当するようですね。

これには、その企業が、ハラスメントをどうとらえているか
表れているような気がします。

人事部門が担当する企業では、
ハラスメント防止は、サラリーマンとしての基礎知識
という認識で受け止めている企業のようです。

CSRでやる場合は、ハラスメント防止は
企業の社会的責任であると。

コンプライアンス部門で扱う企業は、
ハラスメントを人権侵害と捉えているようです。

いずれにしろ、
ハラスメントは、今、国内の労働相談の中でも
伸び率で言えば金メダル、
件数で言ったら銀メダルに輝いて・・・・いや、
まあ、1位と2位という意味ですが、はい。

ハラスメント問題は、労務リスクの中でも着目されており、
パワハラはセクハラに続いて労災認定の項目に仲間入りするし、
現に労使の紛争では、かなりの件数なのです。
しかも、メンタル不調の元凶とも言われており、
メンタル不調でやむなく退職した人が
数ヶ月経って、「上司からのパワハラが原因だった」と
会社に申し出てくるケースが後を絶ちません。
その後の展開は・・・だいたい想像がつきますよね。

では、それを未然防止するために、
ハラスメント対策を実施するわけですが、その手順は?

下記の通りです。

順番を間違えないように。

1.ハラスメントに関わる規程やルールを整備する
2.社内調査を行う
3.相談窓口を設置する
4.研修を行う

これをPDCAとして回すのです。

1から4までの、それぞれの詳細とコツに関しては、
また次回以降。

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