勤怠の乱れた部下を、産業医に診せる前に上司がすべきこと

なんだか調子がおかしい部下がいるけど、
なかなか病院に行ってくれないし、
産業医とも面談してくれない・・・。

こういった悩みを、マネジャーの方から伺うことが
少なくありません

こんな社員があなたの部下にいたとします。

たびたび遅刻を繰り返し、
今月は、突発的なお休みが3回あった。
会社に来れば来たで、ボーっとして仕事にならない。

しかし、同僚に聞くと、夜更かししてゲームに興じ、
週末は、仲間とバーベキューなんかに行ってるらしい・・・。

さて、どうしますか。
嫌がっても、産業医のところに引っ張っていく?

ちょっと待って。

産業医の下に連れて行く前に、
上司がするべきことがあります。

それは、
「体調不良」か、「サボリ」か、ハッキリさせることです。
これは、上司の方に、病気の診断をしろと
言っているわけではありません。
もちろん、無資格の人に診断なんてできるはずもありませんよね。

でも、「体調不良」か、「サボリ」か聞くことは、
労務管理の一環ですので、上司でも簡単にできます。

それによって、産業医のところに生かせる大義名分ができます。

まずは、本人に聞きます。
どちらか、二者択一だと伝えます。

体調不良でないと言うなら、
遅刻や休みや、ボーっとしてることは
服務規程違反/忠実義務違反にあたり、
繰り返すようなら懲戒対象だと伝えます。

「なんだか具合が悪くて・・・」と言えば、
規程に従って産業医と面談させます。
(規程が無いと困りますけどね)

なんだかんだ言って、勤怠を乱し続けている社員を
放置しておくことは、
周囲のメンバーや、取引先に対して
思った以上の悪影響があります。

すぐに、上記を参考に行動しましょう。

ご質問など、お待ちしています!

コラム

PAGE TOP