セルフケア研修の内容

さて、そろそろ秋の研修シーズンを迎え、
プラネットでも講師派遣のお申し込みが舞い込むようになりました。

みなさまの会社では、
今秋は、どのような研修を行いますか?

メンタルヘルス対策の一環として、
研修を考えている企業もあるでしょうね。

メンタルヘルス研修って、誰に何を教えるのでしょうか。
そして、どんな効果を期待するのでしょうか。

まず、役員から新卒まで全員に習得してほしいのは、
心の病気の知識と、ストレスコーピング(ストレスへの対処方法)、
そして、健康的な暮らし方、みたいなものでしょうね。
一般的には、セルフケア研修と言います。

さて、企業におけるセルフケア研修に
忘れてはならないのは、
病気で休む時の、自社のルール説明と、
不調時の相談先、および利用方法の案内です。

もし、ルールが無いとか、ハッキリしない場合、
また、相談先が整備されていない場合は、
研修を見送った方がましです。
それくらい、上記の2点は重要だということ。

ストレス対処法や、うつ病の知識などは、
最近インターネットなどで仕入れている人が多く、
そもそも、健康な人は、あまり興味を持つ分野ではありません。

それよりも、インターネットに書かれていない自社ルールや、
重症化を防ぐための相談先を、全社員に周知しておくことこそ、
企業リスクを小さくする、というものです。

これをしておかないと、労使のトラブルを招くばかりでなく、
あなたの会社の安全配慮義務違反を問われかねません。

コラム

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