ハラスメント防止・対策に乗り出す企業が増えてきました。
私のところにも、月に3~4件のご相談が寄せられます。
既存のコンサルティング先であったり、
HPからの飛び込みのご相談であったり。
で、最初に皆さんが思いつくのは、
「管理職向けハラスメント防止研修」なんです、なぜか。
まあ、セクハラ、パワハラ、と具体的に名前を
入れてる企業もありますが、
最近では、全てひっくるめて
職場のいじめ、嫌がらせは、ハラスメントとしているところが
増えてきましたね。
御社では、いかがでしょうか。
研修がダメといってるわけではありませんが、
下準備を全くやっていない人事部が多すぎます!
それでなくても、管理職は、部下のうつ病も、いじめの訴えも、
すべて自分たちの責任のように言われ、うんざりしている人が多いんです。
とくに、パワハラは、仕事との境目なんて、誰にもわかりゃしないし、
言われた相手や、受け取る人によって、大きく違ってくるので、
全くつかみどころがないですよね。
そんなことのために、延々と講義を聞かされて、
わけのわからないワークショップをやらされる。
これは、もう嫌でしょう。
そこで、私が人事部に提唱するのが、
ハラスメントの三つ子です。
1.規程作り
2.相談窓口の整備と運用マニュアル
3.啓発
研修は3に入りますが、1,2が整っていないのに3をしても、無駄です。
懲戒まで視野に入れ、禁止事項を明記した規程を作り、
ハラスメント防止・対策委員会を設置し、
専用窓口を設け、
いざ相談や苦情が持ち込まれた時のフローを決めておき、
事情聴取や、調停、仲裁、再発防止の運用マニュアルを作っておく。
あなたの会社は、できていますか?
できているなら、是非啓発活動に進んでください。
啓発活動には、ポスターを貼る、標語を防止する、
リーフレットを作成して全従業員(正社員も、非正規の人もです)配布する、
e-ラーニングを行う、座学の研修を行う、などです。
いかがでしょうか。
私は、1,2,3をたった3ヶ月で構築するコンサルティングを
開発しました。
成果物は、下記の通り。
・ハラスメント防止・対策規程(対策委員会設置含む)
・苦情・相談受付フロー図
・苦情・相談受付マニュアル
・各種帳票類(相談受付簿、事情聴取用紙、その他)
価格は、50万円(税別)です。
最近起こった、農薬混入事件も、その発端は、
労働者の会社への不満かもしれない、とのことです。
ハラスメント対策は、労働環境向上のためにも、是非必要です。
従業員の困りごとに、ちゃんと耳を傾けてあげられる
仕組みと運用を整えないと、
とんでもないところで、足元をすくわれるのが、今の産業界です。
ハラスメント対策は、社員への愛情の表れです。
「最近、社内にチラホラ気になる案件が増えてきたから、
研修でもやるか・・・」
そう考えているなら、ぜひ上記の三つ子を確認してからですよ。
ためらわずに、今すぐ。