秋の研修シーズンに向けて、
「管理職向けのメンタル研修やりたいんだけど・・・」という
人事部門からのお問合せ・お申し込みが増加中。
でも、私は意地悪に聞き返す。
「その研修で、管理職に何を教えるんですか?」
すると人事部長さん、
「えー、だから一般的な知識とか、
不調者を見つけた時の、声のかけ方とかさー。」
わたし、
「声のかけ方ね~・・・。部長は不調者を確実に発見して、
上手に声かけて、相談を受けることができるんですか?」
「えっ!?うーん、どうかな~・・・」
とまあ、こんな会話が多いわけです(笑)
私は、管理職向けの研修が、まるでムダとは思いませんが、
ほとんどの企業で行われている内容では、
時間とお金がもったいないな、というのが正直な印象です。
というのは、一般的なラインケア研修
(管理職向けメンタル研修を、こう呼びます)では、
部下の不調に早く気づきましょう、
こんなふうになったら、うつの前兆です、
早く声をかけて、相談を受けましょう、
相談は、「傾聴」のスキルを用いて、こんな風に・・・
という内容を教えます。
ここで、皆さんの会社で働く
部長さん、課長さんたちの顔を思い出してみてください。
上記のような研修を受講すれば、
不調っぽい部下に気づき、素早く呼び出して
優しく話を聴き(傾聴スキルで!)
人事が望むタイミングで、
人事につないでくれそうですか?
今これを読んでる皆さんの顔を想像すると、
首をひねったり、苦笑している方が多いのでは??
では、どう教えれば、管理職は人事の思い通り
不調者を発見してくれて、話を聴いてくれて、
人事につないでくるのか。
私はその秘策を、コンサルティングの現場で編み出しました!
(すでに私のコンサルティングを受けた方は、
はは~ん、あれね、と思ってるでしょう)
それを、次回書きたいと思います。
こちらにも、ちょっと載せてますが、
http://goo.gl/zcX78P
解説を付けたほうがいいと思いますので、次回のメルマガで。
さぼらず、近いうちに書きます。