「ハラスメントって、相手の受け取り方次第」は、禁句!

社内で、こんな声が聞かれませんか?

「ハラスメントって、相手の受け取り方次第でしょ?」

ちょっと考えてみてください。
同じコミュニティの中では、
「嫌がらせされた」、「そのいい方は良くない」という感覚は、
ほぼ一定なのではないでしょうか。

同じことをされて、
「全然平気」という人と、「とても嫌だ」という人が、
同じ会社内で、そんなに大きく分かれるものでしょうか?

確かに、価値観の多様性は進んできたものの、
好きなことに関する多様性が増え、
嫌いなことへの多様性は、
そんなに変わっていないような気がします。

一つひとつの行為に〇×を付ける基準や法律はありませんので
ハラスメントはグレーゾーンだ、などと言われますが、
同じ会社の中で、おおよそ8割~9割の人がNGだと思ったら、
その行為に「ハラスメント」という名前を付ける、というのが妥当でしょう。

ですから、確かに受け取り方次第なんですが、
3%の人が「嫌だ」と思うことを、ハラスメントと名付ける必要は
無いということです。
もし、あなたが3%の人に当たってしまい、
ハラスメントだと騒ぎ立てられても、当然周囲の人が守ってくれるはずです。
また、そういう組織ではなくてはなりません。

私が、その会社ごとのルールが大切だと言い続けてきた理由が
ここにあります。

コラム

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