上手な話の聴き方とは

お恥ずかしい話、長年の腰痛持ちで、たまに整体院に通っています。

私のお気に入りの先生は、大変人気が高いのですが
効果抜群の手技もさることながら、接客が抜群に上手なのです。

整体に来る人は、もちろん体のどこかが痛いのですが、
同僚に話すような内容でもないし、
家族にも、その話はもういいよ!と言われている人が多い。
まあ、病人なんて、話を聞いてもらうのが通院の目的の半分かもしれません。
だから、三分間診療の大病院には人気の先生って、あまり聞きませんよね。

そんなクライアントの話を、私の通ってる整体の先生は、まあ上手に聞くのです。

「それは痛かったねえ」
「どんな風に痛むの?」
「その時、どうしたの?」
「そこんとこ、もっと聞かせて」
「他には?」
「そういう気持ちになるよねえ」
「どうしてそう思ったの?」
「〇〇ということで、間違いないかな?」

などなど。

あれれ、これって・・・コーチング技術と全く同じ!?
もしかしてこの先生も、コーチングスクール行ってる?
なんて思いながら骨盤を調整してもらっています。

人の話を聞くとは、相手が「聞いてもらってるな~」と感じなくてはダメですよね。
ただ、ふんふんうなづいてばかりでもだめだし、(うなづかないよりいいんですが)
割り込んで自分の話をするは、もってのほかだし。

医者でも美容師でも整体師でも、
人気のある人は、これが抜群にうまいんですね!
きっと企業の管理職になったとしても、人気がありそうだなあ。

コラム

PAGE TOP