どの職場でも、ちょっとした不満や行違いはつきもの。
あの人とは相性が悪い、
あの上司だから、職場が面白くない。
色々あるでしょう。
しかし、それが言いにくい職場、
言っても改善されないような雰囲気の職場、
これは危険です。
私は、セミナーや講演で、
労働組合の無い企業は要注意といいますが、
いまや、労働組合があっても、
よその相談所に駆け込む従業員が激増中。
これはなぜか。
やはり組合の軟化が理由として挙げられますが、
キチンとした相談窓口が無い、というのも
大きいと思います。
倫理相談、健康相談、ハラスメント相談、
世の中には、いろいろな相談窓口があり、
相談業務そのものをアウトソーシングすることも可能です。
私は、社内でも、社外でも、
相談窓口が存在し、それを働く人全員に周知することが
大切だと思います。
まあ、細かい話をすれば、
倫理とハラスメントは別の窓口がいいか、とか
そういう相談も少なくありませんが、
それよりも何よりも、外部のよからぬ相談所に
駈け込まれる前に、わが社では何ができるか?
それを、企業でしっかり話し合ってください。