みなさんの会社では、
メンタル不調者を休職させるときの手順、決まってますか?
復職に関しては流れを決めてあるけど、
休職に関しては、決まったプログラムがない、
ということは、ないでしょうか。
復職プログラムという言葉はあっても、
休職プログラム、というのは
聞いたことが無いですよね。
プラネットでは、
「復職の成功は、休職のさせかたにあり!」を
モットーとしており、コンサルティングでは
休職プログラムも作成するようご指導しています。
休職プログラムの流れは・・・
1.不調者発見(もしくは診断書持参)
↓
2.産業医面談(診断書ない場合は、産業医の判断で専門医受診)
↓
3.休職決定
↓
4.休職面談
↓
5.産業医から主治医への連絡
↓
6.休職開始
というものです。
休職のきっかけ一つとってみても、
自分から診断書持参で申し出てくるもの、
上司が人事部門に相談にくるもの、
明らかな勤務状況の悪化で、
会社が休職命令を出すもの、
など様々ですね。
それぞれのパターンによって
フロー図を作っておき、
人事・労務担当者が
迷わずに行動できるようにしておきます。
この時に手間取ると、病状が悪化し、
出社も難しくなり、その後のステップを正しく踏めなくなります。
産業医面談を経て休職が決定しますが、
この時の面談は、休職させるかどうか決めるために
産業医に診せるわけではありません。
最近では、主治医の決めた休職を会社側が覆し、
万が一何かあった場合には、
会社側が安全配慮を問われる可能性もありますので、
主治医が休職させると言ったら、それに従うべきでしょう。
では何のために産業医に診せるのか。
それは、そのあとのステップである、
産業医から主治医への連絡のためです。
この連絡ひとつで、
その後の復職がうんと楽になりますので、
絶対欠かしてはならないステップです。
産業医は、主治医に何を連絡するのか?
これについてはまた次回、見ていきますね!