メンタルヘルス研修をe-ラーニングで

前回は、メンタルヘルス研修に関する
全体的なお話をしましたが、
今回は、具体的な手法の一つとして
e-ラニングを考えてみよう、ということです。

みなさまの会社では、
何らかのe-ラーニングを導入していますか?

導入しているとすれば、
コンプライアンス、ハラスメント、などが
多いのではないでしょうか。

また、業務に関する知識吸収や、
何かの試験勉強にe-ラーニング、というのも
企業ではよく見られますよね。

私も、損保の資格更新などでは、
保険会社から提供されるe-ラーニングで学んでから
試験を受けています。

さて、e-ラーニングとして導入される
科目の共通点とは何か、ちょっと考えてみました。

・素早く全員に理解してもらいたいもの
・遠く離れた拠点で働く人にも、同じレベルで習得してもらいたいもの
・あまりお金をかけられないもの
・図解などを用いて、正確に伝えたいもの
・だれが先生役をしても、同じような内容になるもの
・絶対にワークショップ(実技)が必須、というわけではないもの
・受講履歴を取りたいもの(受講させたという証が企業防衛になるもの)
・集合研修でなくてもいいもの

いかがでしょう。

コンプライアンスやハラスメントなどは、
上記の条件を、すべて満たしているといっても
過言ではありませんね。
これらは、まさにe-ラーニングに向いてると思います。
いろいろな事例を示したり、
社内のルールを理解してもらうのに、
e-ラーニングはとても便利です。

あれ?
これは、メンタルヘルス教育にも言えるのでは・・?

そう気づいたあなた、さすが。

そうなんです!
e-ラーニングは、メンタルヘルス教育ととても相性がいいのですよ。

ただし、やはりセルフケア教育(全員向け教育)に
とどめておいた方がいいかもしれません。

e-ラーニングの弱みとして、
双方向性のある教育ができない、という点が挙げられます。
上記の共通点にも書きましたが、
ワークショップ(実技)などを入れたい教育には不向きです。

何しろ、受講生は、パソコンに向かって
黙々と一人で学ぶスタイルですからね。

何名かでグループを作って討議する、
二人組で、いろいろなロールプレイングを体験する、
そのようなことは、e-ラーニングでは無理です。

ですから、役員向けや管理職向けの
メンタルヘルス研修ではなく、
誰が聞いてもいい内容である、セルフケア研修などは、
まさにe-ラーニングに向いている、というわけです。

プラネットでは、
企業ごとにオリジナルの内容で
e-ラーニングを制作しております。
費用は、一本90万円~。

見本が見てみたい、
うちの場合は、どんな内容になるか、など
ご興味あれば、ぜひお問い合わせ下さい。

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