労災事故において、企業の責任が問われることがあるのは、
このメルマガをお読みの皆さんであれば、ご存じと思います。
では、企業には、どんな責任があるというのでしょうか。
それは大きく分けて3つあります。
1.刑事責任
2.民事責任
3.社会的(道義的)責任
1は、労働安全衛生法違反や、業務上過失致死傷などの罪です。
2は、労基法で定められている災害補償の責任や、
賠償責任のことです。
3は、「常識的に見て・・・」という色合いの責任ですが、
1,2が問われなかった場合でも、
このために、代表者が交代したり、指名停止になったりすることもあります。
次回は、1の刑事責任について、詳しく見ていきましょう。