あなたの部署は、他部署と仲良くやってますか?
コンサルティングしてると、
「他部署との連携が悪いと思います」という話が多い。
これは、お互いの無理解や無関心、
そこから来る勘違いなどが原因だったことが分かりました。
何事も話し合えば解決するものですが、
興味関心のない相手とは、話し合いもしませんよね。
では、他の部署に関心を持つためには何が必要か。
まずは、勉強です。
自分たちの作っている製品の勉強。
そして、それが、どこから来て、どこへ向かうのかという商流の勉強。
そして、自分達の前工程と後工程にあたる部署の勉強。
これは他部署の方に、実際話を聞かせてもらうといいでしょう。
そして、自社全体の勉強。
管理職であれば、財務上の姿、業界でのポジション、
今後の展望と戦略など。これは役員が先生になるといいでしょう。
若者たちに対しては、組織図を見せながら、
他部署の名前と役割を教えるだけでも効果があります。
そして、同業他社研究、業界研究、隣接業界研究、
グローバルビジネスへと、勉強の視点を広げます。
だんだん円を広げれば、最初の円なんて、
とっても小さなことだって、感じるでしょう!
「他部署との連携が悪い」なんて言ってた自分たちが、
いかにちっぽけだったのか、わかるでしょう!
この勉強の円を徐々に広げるならば、
それこそ他部署の人たちと展示会や学界に出かけたり、
同業他社の方々と交流会で面識を持ったりすることができ、
仕事の世界が広がります。
そうすれば、どんな仕事でもおのずと楽しくなってくるのです。
国内外の、色々な業界の人々と接触することにより、
色々な刺激を受け、そこから「イノベーション」も起こります。
固定化された職場と家の往復だけで、新しい発想を生むのは無理というものです。
仕事は一人でしているのではない、仲間を求めるのはビジネスマンの本能です。
皆さんも、本能を開放しましょう!
もっと学んで、人脈を広げましょう。
そのための仕掛けが必要なら、時間とお金をなんとか捻出するのが、
幹部の務めではないでしょうか。