休職面談に使う「休職の手引き」とは

さて、休職面談とは何か。
これは、休職に入る人を支える人全員で
一つのテーブルを囲み、休職に関すること、
復職に関すること等を確認しあう会です。

では、支える人とは具体的にだれか。
それは、家族、上司、産業医、そして人事の担当者です。
もちろん主治医もその一人ですが、
この場は、「診断書/意見書」という形で参加してもらいます。

人事の担当者は、企業側の代表という意味もありますが、
その他の関係者のコーディネイターでもあります。

休職面談は、人事担当者が司会進行を務めますが、
手ぶらでは、しゃべりにくいですよね。
そこで役立つのが「休職の手引き」です。

そこには、休職に入るまでの手続きや、
貸与物(PCや携帯など)の扱い、休職中の連絡手段や、
傷病手当金の手続きに関すること、
そして復職の判断基準や、復帰後の配置に至るまで、
様々な約束事が書いてあります。

これを、参加者全員で読み合わせながら、
納得の上、休職に入ってもらいます。

このステップを怠ると、
復職でのつまずきや、トラブルを起こす原因となります。

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