コンサルタントの視点

メンタルヘルス対策、これだけははずせない4つのこと

10年間、メンタルヘルス対策のコンサルティングを
してきて、これがコツだと思うことを書きます。

1.トップの強いコミットメントがあること
メンタルヘルス対策/ハラスメント対策を
単なる人事のタスクではなく、重要な経営課題と位置付ける。
そして、経営トップが最高責任者になる。

2.管理職の評価項目に
ラインケア(部下のメンタルケア)を明確に入れる。
これなくして、研修を実施しても、
評価対象でないものなど、誰も熱心に聞かない。
(一部の心理マニアのような人を除いては)

3.不調者のケアではなく、
ポピュレーションアプローチ(※)にすること。
そうしないと、病人向けの福利厚生になってしまう。
全階層向け教育と、プレゼンティーズム(※)の防止を中心に。

※の用語説明は、最下欄にあります。

4.WLB、働き方改革、女性活躍など
必ず、個人の「得」につなげて話す


<以下、管理職向けの施策>

・パワハラや過重労働をしないと成果が出ないチームと、
みんなが信頼し合って、ニコニコしながら成果が上がるチーム、
後者が評価されるような制度を、管理職に適用する

・「1年後には、自分と部下のメンタルケアを評価に加えます」
と予告し、その間徹底的に管理職に研修する。

・高ストレス部署の課題解決ばかりに目を向けず、
よくできている部署に、インセンティブを用意

なにはともあれ、人事側で「具体的行動」にまで落とし込み
必ず実行すること!

<以下、社内ルール作りのポイント>

1.産業医の運用ルール(下記2,3,4に関わる)
2.健診事後措置ルール
3.過重労働対応ルール
4.不調者の休復職に関する全てのルール

上記をしっかり明文化、
各拠点向けマニュアルなど充実させる。



読み返してみると単純なことばかりですが、
これがなかなか自社内だとできないわけです。
ですから、他人(外部コンサルタント)に依頼するのも
手だと思いますよ。
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