コンサルタントの視点

どんな職場でハラスメントが起きやすいか

私は、コンサルティングの一環として
多くの企業で、従業員インタビューを実施してまいりました。
その結果を一部を、今日は皆さんにご披露したいと思います。

いくつかの質問のなかで、大変参考になるのが、

「どんな環境、どんな職場で、ハラスメントが起こりやすいと思いますか」
という質問です。

これは、
「どんなハラスメントが行われていますか?」とは
また別次元の問題で、
根本的原因を探るために必要な問いかけなのです。

「思いやりに欠ける職場」とか
「コミュニケーションが少ない職場」という答えは
当たってるんですが、ちょっと抽象的なので、
なるべく具体的な言葉を使ってもらいます。

やはり、新卒や若手社員よりも
管理職の方々のほうが、表現力に富み、
インタビュー結果にも、厚みが出ます。

その中で、業種を問わずよく出る意見は・・・

・人手不足や新人だらけで、業務が思い通り進まない職場

・数値目標や納期などに無理があり、常に忙しすぎる職場

・属人的な仕事が多く、〇〇さんがいないと困る、という状態

・同じような属性の人ばかりで固められている職場
(女性だけ、古株だけ、など)

・管理職教育の行き届かない職場 

・礼儀、規律のない職場 

などですね。

これらは、企業側の采配でクリアできる問題も
含まれておりますから、
読者の中には、耳の痛い人事マンもいらっしゃるのではないでしょうか。
(配置や教育など)

また、属人的で多忙→業務の見直しが必要→その時間がない→多忙、
のような、鶏と卵問題も見られますね。
どこかで、エイヤっと始めるしかありませんが。

なお、これらの要素は、ハラスメントのみならず、
メンタル不調者も、多く生み出す原因となっているようです。

職場のゆがみ、きしみは、
ハラスメントという加害行為と、
メンタル不調という被害行為に、
現れるのかもしれません。
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