休職・復職のルールができて、冷静に対応できるようになりました
コーポレート本部人事総務部長 山本淳也様(左)・人事総務部 佐々木悠子様(右)
創立年 | 1977年7月 |
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所在地 | 東京都豊島区北大塚 |
拠点 | 全国26拠点 |
事業内容 | イベント、プロモーション、スポーツ大会、式典、レクリエーションの企画、制作、会場設営、運営および進行 |
従業員数 | 385名(2018年3月31日現在) |
自力では、なかなか進まないだろうと思いました
山本:他社の事件・事故など見ていて、なぜ起きてしまったのかという疑問から、色々なセミナーなどに参加して知識を得るようにしていました。その中で、会社と社員がきちんとしたルールの中で向き合っていくことが大切だと感じました。
佐々木:最初は、お金をかけてまでアドバイス受ける必要があるのかな、という気もしていたんです。ネットを調べれば色々な情報が溢れていますし。でも根岸さんに会ってみたら、熱意とパワーを感じて(笑)やはり自力だと、正しい判断軸やゴール、基準などに確信が持てず、なかなか進まなかっただろうと思います。
社内ルールの不足を痛感
佐々木:当時、「メンタルヘルス対策」を社内で発信した初年度であり、いろいろな情報や考え方を教えて頂きたかったんです。それと、休職から復職の流れの運用方法や書類の整備が課題だったと思います。
山本:不調者への対応が、的確ではないと感じていました。本人はもちろん、産業医、主治医、また本人の家族も含めて、休職に至るプロセスなど細かなことが不明でした。それに加えて、不調者の発見から休職までに時間がかかってしまい、ルールの不足を痛感しておりました。今思えば、時代が変わってきて不調者のほとんどは、会社が把握する前に退職してしまっていたのかもしれません。
経営理念を意識しながら経営層に説明
山本:まず、コンサルティングを受けるためには、経営層に理解してもらう必要があったわけです。当社の経営理念には、社員の幸福を大切にする考えがありますので、それを念頭に提案することにしました。社員にきちんと向き合うためにも、休職~復職に関するルール作りは重要ですし、労務リスク管理の側面も見逃せないことから、やはり外部の専門家の助言を受けながら進めたいと説明したのです。
佐々木:プラネットから多くのひな型が提供されたので、作業そのものはあまり大変ではありませんでした。コンサルティング中、根岸さんには事あるごとに「早期発見・早期対応」と言われておりましたので、それを意識したルール作りを行いました。また、治りきっていない不調者を職場に戻し、現場が混乱したり、本人が再発してしまうこともあったので、焦ることなく通常業務に従事できるところまで十分に回復してから復帰してもらうルールに改訂しました。復帰までは主治医と産業医、両方の意見を聞きながら進めています。
ルール作りが早期発見にもつながった
佐々木:やはりルールが整備されると、対応も落ち着いてできるものです。ルールが不明確のまま不調な社員と向き合えば、やはり人間ですから感情的になることがあるかもしれません。それはお互いにとって良いことではないと思います。
山本:以前に比べて、部署長が早期に不調な社員に気づいて、報告してくれるような気がしています。人事総務部としては、早めに産業医につなぐことができるようになり安心です。やはり公式ルールができたおかげで、不必要な心配をせずに、部下の不調を伝えてくれるように感じています。
佐々木:また、当社では「健康経営」を推進しているのですが、メンタルヘルス対策のルールができたことが、一つのきっかけになったような気がしています。
プラネット推薦の言葉
佐々木:根岸社長と出会えてよかったです。同じ女性としてキラキラしている方と仕事をするのは、やりがいに繋がりますね。
山本:とにかく根岸さんは、人脈と情報が豊富です。毎日忙しくしていると、なかなか外部の方と会うチャンスが持てないんですが、あるテーマについて質問すると、他社の人事の方を紹介してくれたり、とても助かりました。
山本・佐々木:人事総務部は、なかなか相談相手が居なく孤独です。そんな時に優しく、親身に寄り添ってくれる会社がプラネットです。