4つの工場から担当者に集まってもらって合同コンサルティングを受けました
社長室・室長 伊藤博様
創立年 | 1944 年 (創業 1924 年) |
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所在地 | 千代田区麹町2-7 |
拠点 | 本社他 国内 10、海外 13 (子会社含む) |
事業内容 | ゴム部品等製造・販売 |
従業員数 | 847 名・パート 85 名 ('16/9/30時点) |
ルールなき対応は、エヴィデンスを残せない、ということでもある
実は、地方にある子会社で、数年前ちょっとした紛争があったのです。メンタル不調者の復帰に関係することでした。当時は、不調者対応の規程やルールが整備されていなかったので、会社の行動を証明するものが残っておらず、それは苦労しました。そんなこともあって、労働安全衛生に関する規程やルール作りの必要性を強く感じているところに、プラネットとの出会いがあったのです。
社長が、経営者の会合で根岸さんと出会ったことから、お付き合いが始まりました
社長から、「メンタルヘルス対策のコンサルタントに会ってくれ」と言われ、根岸さんを紹介されました。その時には、すでに社長は根岸さんに依頼することを、ほぼ決めていたようです。それまで私は、海外での営業を担当しており、人事は素人だったのですが、社長は固定観念を持たない私に、あえて期待してくれたんでしょうね。メンタルヘルス対策の担当者に指名されました。当社では、これまで、ほとんど外部のコンサルタントをお願いすることがなかったので、その意味でも、根岸さんとの出会いは新鮮でしたね。取締役を含め、人事部門全員で面談したのですが、日本の企業を取り巻く労務リスクと、その対処方法について説明してくれ、とても経験豊富なコンサルタント、という印象を受けたのを覚えています。
江野社長より
プラネットに依頼しようと思った主な理由は、下記の3点です。
- 「まずルール(規程)作りから」という点に深く賛同したから。
- 作成したルールが、世間一般のものから大きく乖離していると説得性に欠けるので、まず世間状況の把握をしたかったが、「プラネット」はその情報が豊富と聞いたから。
- 金額が思いのほか安かった。たとえ失敗したとしても何かが残るし、知識としてゼロではなくなるので、それだけでも充分見合う対価と判断したから。
あと、これは余談ですが、根岸さんのソフトでいながら確実な「押し」のようなものですかね(笑)
いままでの産業医契約は、何だったのか?と思いましたね
まず手を付けたのが、産業医契約の見直しです。当社では産業医契約の必要な拠点が複数あり、契約そのものは結んでましたが、根岸さんが用意してくれたチェックリストを埋めていくと、できていないことが一目瞭然となりました。特にメンタル関連には消極的なドクターや、衛生委員会への参加を渋るようなドクターがいたのですが、「産業医が動かないのは企業側に問題あり」と言われ、さっそく用意されたひな型に従って契約内容を変更し、ドクターに使っていただきたい帳票類も整えて、全ての先生方に説明に伺いました。その結果、一人の産業医も変更することなく、前よりずっと熱心にみていただけるようになり、安心しています。懸念材料であったストレスチェックに関しても、すべてのドクターに、積極的に関わってもらっています。やはり、企業側の姿勢が医師にも伝わるんですね。
各工場からも担当者を呼んで、合同コンサルティングを受けました
当社には、4つの工場がありますが、各工場には労務担当者がいます。考えた結果、本社の人事部門だけがコンサルティングを受けて工場に伝達するよりは、最初からみんなを集めて一緒に勉強しよう、ということになり、毎回5~6名でプラネットの会議室にお邪魔して、コンサルティングを受けました。お茶とお菓子付きで、活発なディスカッションが行われ、毎回あっという間の2時間でした。各工場同士の情報交換や悩み相談の場にもなり、多面的な効果がありました。
管理職研修は、大成功でした
会社が、メンタルヘルス対策の取り組みをしていることを、まず管理職に知ってほしかったので、強制参加にはせず、希望者だけとしたのですが、これが大きく予想を裏切って、驚くほどの参加率でした。やはり営業や研究の現場で、困っている上司も少なくなかったのでしょう。講師は、コンサルタントの根岸さんにお願いしたのですが、ハキハキした語り口で、2時間の講義でしたが飽きさせず、受講者アンケートの感想も、大変良いものでした。開催した側としても嬉しかったですね。