マイペースのわが社にして、しっかりサポートしてくれました
代表取締役専務 中川様(左)、総務人事グループ グループマネージャー 渡部様(右)
創立年 | 1959年 |
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所在地 | 東京都中央区日本橋人形町1-3-8沢の鶴人形町ビル7階 |
拠点 | 国内8か所 |
事業内容 | 製造業(旭硝子グループ) |
従業員数 | 120名 |
まずは、プラネットとの出会いからお聞かせ願えますか
渡部:数年前から、社内のメンタルケアに課題を感じ、外部の色々なセミナーを探しては参加していた時期があったのですが、プラネットの公開セミナーも、その中の一つでした。そもそもメンタル対策とは何なのか?というところから知りたかったのです。プラネットのセミナーですが、参加者はごくわずかで、最初は不安を感じたのですが、セミナー後も残って、講師の根岸さんに、いろいろ相談をさせてもらいました。
中川:うちは、和気あいあいといった風土の中でやってきましたが、規模も大きくなり、企業が社会から求められるものも、少しずつ変わってきたように感じていました。また、メンタル不調者が以前より目立つようになってきたことと、厚労省からの指針も出たりして、そろそろ取り組みを始めないと、という感じでしたね。
御社では、どのような課題があったのでしょうか。
渡部:実は、復職に関しては、大まかですが社内ルールを整え、それを管理職に周知していたのですが、プラネットが提唱する「メンタルヘルス対策の全体像」を見て、当社に足りないもの、取り組みが必要なものが一気にわかりました。ピンポイントの施策では効果がなく、全体を俯瞰し、社内システムとしてメンタルヘルス対策を充実させたい、という思いでした。
中川:本社には産業医契約が無く、製造拠点(工場)には産業医がいたものの、メンタル対応となるとやや手薄な状態でした。そのほか、メンタル不調で休んだりする場合の明確な規程が整備されておらず、やや場当たり的な対応になっていたのは、否めないところです。旭硝子グループのミーティングでも、メンタル対策の話が出て、そろそろ本格的に手を付けるべき時期だと感じていたところでした。
プラネットと契約しようと思ったきっかけは、何でしたか?
渡部:私は、実際に不調者対応などもしてきたわけですが、常に自分の行動に不安を持っていました。「このやり方でいいのか」、「間違っていないか」という気持ちです。そんな時、根岸さんから「メンタルヘルス対策の全体像」を見せてもらい、ルール作りの大切さを改めて感じ、すぐにでも取り組みたいと思ったのです。
中川:渡部からも報告を受け、このままでは、不調者の重症化や、労務リスクの増大など、当社にとって頭の痛い問題が膨らむばかりだと感じました。そこで、思い切ってプロにお願いしようと思ったわけです。
実際には、どういうメニューを依頼したのですか?
渡部:規程類に関する見直しコンサルティングと、産業医選び、その後、管理職向け研修やストレスチェックテストの実行までお願いしました。プラネットは、メンタルヘルス対策がワンストップでお願いできるので、楽ですね。
規程類の見直しは、どのようにして進められたのですか?
渡部:コンサルティングは、すべて私が受けたのですが、根岸さんから豊富なひな形提供がありまして、それを当社の既存の規則、規程などに照らして修正していく作業がほとんどでした。また、ルールを実際運用するとなると、様々な帳票類も必要です。そのひな形もいただき、とても助かりました。
産業医選びに関しては?
渡部:もともと久喜工場で契約しているドクターはいたのですが、この際、きちんと本社で契約し、全ての拠点で働く全従業員の健康管理をしっかりやろう、という結論に達しました。プラネットでは、いきなりドクターを紹介するのではなく、契約方法から助言してくれました。その結果、とてもよい先生が見つかり、安心してお任せしています。
管理職向けの研修では、どのような事を行ったのですか?
渡部:これは、根岸さんに講師をお願いし、本社の他、久喜工場でも実施しました。内容は、ラインケアの他、パワハラ防止の知識も少し入れてもらい、かなり密度の高いものになったと思われます。参加者同士のロールプレイングも織り交ぜて、普段あまり受けたことの無い内容に、管理職たちも「大変参考になった」と言ってくれました。やはり、こういった内容は、外部講師の方が、効果があるような気がします。
中川:研修の中で根岸さんがおっしゃった「管理職というのは、企業側の人間なんですよ。みなさん、自覚を持って下さいね」という言葉が印象的でしたねえ。私も受講しましたが、予防が大切だと、つくづく感じました。
メンタルチェックテストに関しては、いかがでしょうか。
渡部:プラネットと一緒に、いくつかのテストを比較しましたが、Web受験タイプのものを採用しました。これは、一次予防として、必要性を感じていたのですが、実施方法などに関する不安もあって、手つかずのままでした。プラネットでは、事前準備、実施、事後措置と、流れをもってアドバイスしてくれましたので、安心して取り組むことができました。社員への周知、結果の利用方法など、自分たちだけで実施したら、気づかないことも多かったと思います。その意味で、非常に実りあるものとなりました。採用したテストには、相談窓口もついていたので、一石二鳥でした。社員には、その窓口を積極的に周知し、ケアが必要と思われる従業員には、産業医面談をセッティングするなど、社内外のリソースを最大限に活用していこうと思います。
中川:結果を見て、当社の意外な姿を見た部分もありましたが、やはりストレスには自分では気づきにくいものですね。
コンサルティングを受けて、メンタルヘルス対策を整備した結果、何か社内に変化が現れましたか?
渡部:まず、全社的なことですが、メンタル不調や心の病に対する偏見が、明らかに以前と比べて減ったような気がいたします。そして、管理職が「部下の健康管理は自分たちの仕事である」という意識を持ってくれたようです。
コンサルティングを終えてみての、ご感想をお聞かせ下さい。
中川:当社の規模に合わせて指導してもらい、感謝しています。スピーディーで、費用対効果の大きいコンサルティングでした。
渡部:当社の事情もあり、かなり急ぎ足でのコンサルティングをお願いしてしまったんですが、プラネットは、きっちり予定通り終わらせてくれて、助かりました。以前から望んでいた「社内システムとしてのメンタルヘルス対策」が手に入り、とても満足しています。社員の意識が少しずつ変わり始めたのを感じますし、取り組んでみて本当によかったです。プラネットのコンサルティングを採用してくれた社長、専務には、感謝しています。
それでは最後に、まだプラネットを知らない企業の担当者の皆さまに、推薦の言葉をお願いします!
中川:とても話しやすい雰囲気のコンサルタントですよ!困ったら、いちど相談してみてはいかがでしょうか。
渡部:気軽に相談できる雰囲気でありながら、質問に対してはハッキリ答えてくれる、頼りになるコンサルタントですよ。プロジェクトが一段落した後も、何かあれば、助言を求めています。細く永くお付き合いしたい会社ですね。