株式会社タイセイ・ハウジー様

何よりも大切なのは働く人たちの意識改革だ、ということを感じました。

総務部 人事課 高柳主任(左)、総務部 総務課 井上課長(右)

創立年 1985年
所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-32-10
従業員数 800名

まず、御社の概要を教えて下さい。

弊社は、賃貸住宅管理、社宅管理業務代行、入居者斡旋業務、家賃保証、リフォーム事業、戸建・マンション分譲、売買仲介、リフォーム事業を積極的に展開して参りました。
とりわけ業界初の優良企業様向け社有社宅・借上社宅管理業務代行「ANSWERシステム」という新たなサービスを考案し、企業の経営合理化のお手伝いをさせていただいております。
おかげさまで、社宅管理の分野では受託数業界NO.1のリーディングカンパニーとしての地位を築く事が出来ました。

プラネットとの出会いは?

うちの幹部社員からのご紹介で、根岸さんにご来社いただいたのがご縁です。その後、何かあるたびにご相談には乗って頂いていたのですが、なかなか本格的な契約を結ぶ所まで行きませんでした。

コンサルティングを受けるきっかけとなったのは何ですか?

全国で働く従業員の中には、体調不良、メンタル不調などを訴える者もおります。福利厚生の意味もあって、社内に健康相談室を設置しようという話になりまして、その際、体系的に社内の健康管理を見直そうと考えたわけです。しかし、健康管理といっても、法律に関して深く勉強する時間もありませんし、いったい何から手をつければいいのか。そんな時、根岸さんを思い出し、コンサルティングの相談をしてみました。すると、毎月1回の訪問で順序良く健康管理の方法について考えて行く『コンサルティングサービス』を勧められ、お願いすることになりました。

御社には、どのような課題があったのでしょうか

まず、従業員側にも会社側にも、メンタルヘルスの必要性を感じつつも、基本的知識が欠けていたということが言えます。これでは相談室を立ち上げても、十分に機能しないのではないかという懸念がありました。

コンサルティングは、実際どのような形で進むのでしょうか。

毎月根岸さんに来ていただき、2時間~2時間半程度、その日のテーマにそって話し合いを行います。それまでメンタルヘルスケアについて時間を取って話し合ったこともなかったのですが、根岸さんがガイド役となってくれて、毎回盛り上がりました。新しい知識を吸収し、それを土台に自分たちで考えて決めていく、という充実感がありますね。

苦労した点は何ですか?

やはり、休復職に関するルール作りのところです。これには、2ヶ月間使いました。従来の就業規則や規程の変更もありますから、他部署との調整も発生したり、役員の承認が必要だったりで時間をとります。当社は大企業とは違いますから、あまりに複雑な規程は望みませんでした。その辺を勘案したひな形を根岸さんから提供して頂けたことが大きかったです。

メンタルヘルス研修は、行ったのですか?

研修はこれからですが、コンサルティングを受けるうちに、何よりも大切なのは働く人たちの意識改革だ、ということを感じまして、できることから手をつけよう、という気になってきました。全員が健康に関する知識を持つとともに、労務管理の観点から、幹部社員に対しては労務リスクを中心とした中身の濃い研修を計画しております。

コンサルティングを受けてみての、ご感想は?

根岸さんが最初におっしゃった言葉、「私は地図と明りを持っています。でも歩くのは皆さんですよ」というのが非常に印象に残っておりまして、ともすれば宿題をさぼりがちになる私たちを励まして下さり、とても感謝しています。

コンサルタントから一言

こちらの企業では、健康管理室の立ち上げ、というテーマが与えられました。健康管理室を運営していくには、まず優秀な産業医とそれを補助する保健師が必須になってきます。そこでは、健康診断、ストレスチェックテスト、健康相談、就労判定など、健康管理におけるすべてを扱うのです。

私がコンサルテイングに入った時点では、ほとんどなにも確立されていませんでしたが、産業医の先生が熱心な方で、この企画に賛同して下さいました。今後の課題としては、是非、全社的な研修とストレスチェックをセットで行い、意識付けを高めていただきたいと思っています。

導入事例

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